ハーブティーは美味しいかという話
- らびっとぉ
- 2021年4月4日
- 読了時間: 3分
ハーブティーを飲み始めてから二年半にもなる
これに関してはきっかけや理由はなく、当時から好きだった紅茶の延長線上でシナモンティーを買ってみたのが始まりだ
そこからローズヒップやらカモミールやらを買い始め、今ではハーブティー系では25種類ほどが家にある
とは言え、ここまでハーブにハマったのは最初に飲んだシナモンティーが美味しかったからという訳ではない
シナモンティーを実際に飲んだことがある人は分かるかもしれないが、シナモンには香辛料に分類されるだけあって、独特の辛さがある
他にも、ものによっては独特の薬品っぽさを感じたり(買ってるのが悪いのかな?)
香りはいいけど、味がないのが残念だったり
ぶっちゃけ最初は不味かったりする
勿論、製造側でブレンドされたティーバッグならまだましだろう
私の場合はハーブの種類ごとに味を確かめようとしたから、というのは一点ある
ハーブティーを美味しいと感じるようになったのは案外最近だ
美味しくないのに続けていたのは、ただ単純に「ハーブティーを飲んでる人ってかっこいいじゃん」というイメージがあったからなのだが、まあ世の中そんなものだろう
ハーブティーの美味しさはブレンドの上手さにあると私は思う
私の場合はまず「色」「味」「香り」の三つの項目に分けてブレンドする
例えば「色」なら・・・
綺麗な青色が出る「マロウブルー」や「バタフライピー」
赤色になる「ハイビスカス」
「味」で見ると・・・
豆のような味の「ルイボス」
渋みを加えるなら「ジャスミン」や「バジル」など
酸味であれば、これも「ハイビスカス」
スパイシーなのが飲みたければ「カルダモン」や「ナツメグ」など
一方の「香り」は一つ一つ挙げていては切りがないので割愛する
この三項目は以前私が買ったカレーの雑誌に書いてあったことだ
その雑誌曰く、カレーのスパイスを決めるのは「色(ターメリックやパプリカ)」「味(唐辛子やコリアンダー)」「香り(クミンやカルダモン)」の三項目だという
ハーブティーに関しても同じであった
それまで個々のハーブの味を確かめていたが、ブレンドの素晴らしさを実感した
ハーブティーは単体で飲むより、ブレンドした方がずっと美味しい
これは一つ一つのハーブが味や香りの面でとがり過ぎているからだ
だから幾つかのハーブを混ぜることにより全体のバランスが整い、マイルドになる
「まぁ、人間関係みたいなものだな」と、ちょっとよく分からないことを言ってみる
それはさておき、ブレンドする上でもう一つ大切なことは、ベースとなるハーブとアクセントとなるハーブに分けて考えることだ
渋みやきつめの香りなどの重いものでベースを整え、爽やかさや酸味などのアクセントを加える
こうすると、よりバランスが整ってハーブティーが美味しくなる
と、まあここまで美味しいハーブティーの作り方を書いてきたが、どんなに不味いものでもある程度飲めるようにする方法が一つある
それは、砂糖を入れるということだ
市販に売ってるペットボトルのハーブティーなんかを飲んで美味しいと感じるのはただ単純んに多くの砂糖が入っているからである
美味しいハーブティーにも、ほんの少し砂糖を入れるだけでもっと美味しくなる
不味いものを無理に続けるくらいなら、これくらいの代償は目を瞑ってもいいかと個人的には思っている

そんな訳で、今日もハーブティーを淹れる
……急須で淹れたっていいじゃない!
えと、今日のハーブは以下の通り
・ルイボス
・ハニーブッシュ
・カモミール
ルイボスで味のベースを固め、ハニーブッシュを香りのベース、カモミールを香りのアクセントに加える
色はルイボスとハニーブッシュで良い色が出ちゃうのでそのままで大丈夫
「甘い香りのお茶」というイメージで作ったのでこんな感じです

まあまあですね
ルイボスが多すぎた気がします
日々精進といったところですかね
それでは今日はこれくらいで、ぼーなんまてーのん!
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